ヨハネス・カントーレス演奏会〜ヨハネ受難曲 

同じ楽譜で書かれた曲を
比較できるのがクラシックの利点であるだが、
以前に自分(たち)が演奏した
ヨハネを客観的な耳で聴いてみると
合唱が担当する兵士や民衆などの部分が
声の渦になっていて、
大きいエネルギーを
形成しているのが良くわかる。
当時、
指揮者(※1)の指示が
どういう意図を持ったものなのか
全くといって理解できなかったけど、
実際生の音を耳にすると
把握できた気がした。



またヨハネを歌う機会があったら、
違ったスタンスで
参加できるのではないかなぁと
想像を膨らませながら
帰路につくのであった。


※1 今回の演奏会と
   所属サークルの指揮者は同一人物。