2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧
退院から間もなく職場に復帰し これからのバケーションのために 倒れる前のオーバーペースで バイトを入れてきた。卒業式翌日。 やっと荷を下せる心境になったのか ここで疲れが出てきた。別に疲れが出てくれる分には 一向に構わないのだが、 如何せん食べて…
いわゆる楽典を 質・量ともに 「岩波新書」レベルにまとめた一冊。 本著だけで楽典を理解できるか? と聞かれれば、 相当に苦しいと思うし 無理なんじゃないかなとも思う。しかし、 「楽典のみ」を扱った本は 世に腐るほど存在するのだから、 「岩波新書」は…
山川出版社。 日本史リブレット。 本書は 近代を黒船来航に定義して それ以降の 歌謡曲(=流行歌)の趨勢を 駆け足で辿っていく。近代以降に花開いた流行歌、 都都逸、演歌、軍歌、童謡、 和製ジャズは 当時の続々と生まれた 新聞・ラジオ・レコードなどの …
くどすぎる。
金原ひとみ 著。 これも新潮社 yomyom vol.6 収録。年少者が恋愛する上で逃れられない壁、 それは年齢差であると思う。 主人公永山奈津と年下の彼ケイタとの関係、 かつて奈津が経験した (おそらく年上ではないか)ある男性との関係を 辿っていくとより鮮明…
川上弘美著。 新潮社 yomyom vol.6 収録。いわゆる不倫小説。個人的な話になるが、 遅ればせながら20も半ばを回って 恋愛の「通過儀礼」を 一通り経験して感じたことは、 それらを経験したからといって それが「なんぼのもん」じゃい!ってこと。確かに未経…
イーユン・リーは 英語圏では 新進気鋭の中国人作家らしく、 日本ではあまり知られていない。 彼女のことを調べようと wikipediaで検索を試みたが 引っかからなかったほどだ。 この短編『獄』は 代理母と子売りという 2項対立的な問題を アメリカと中国の国…
おれが決め、誰かが決め、 女たちが決め、男たちが決め、 この地球上をとりまく幾千万もの因果が決め、 そうやっておれはここにいるのだった。(川上弘美 『そこから行っても遠い町』)
朝採血。 たかが数日であっても 何度も退院が引き伸ばされると、 どうせ今回も検査の結果、 思わしくないだろうと もはやあきらめの境地に至る。 朝食- 朝食後、母から意味深なメール。 「おはよう 今日の体調は如何?朝食はもう終わったよね。」 「もし採血…
ついさっき 東京に帰ってきました。 ちょっと事情がありまして、 今の今まで 旅行先で体調を崩し救急車で搬送 そしてそのまま入院しておりました。関係者の皆様には 御心配御迷惑おかけしました。 申し訳ありませんでした。 そして ありがとうございました。…
しました。 てか、正確には「するよう」です。心配は 卒業式の衣装のことだけ …とはいかない。借りている本の返却とか 奨学金返還の手続きとか やらなくてはならないことが山済み。それも「明日まで」。ひゃー。
週末の予定だと今朝採血のはずなのに、 担当医に開口一番 「明日の朝一番にやる」と告げられた。ここまで引き伸ばされると むしろどこまでいくのか 興味が湧いてくる。 朝食- 朝食後入院以来の入浴。 少し暑めの湯を皮膚に当てる。 ひりひりとした感覚、 使…
朝食- 昼食- 夕食- 夜、 問題の「彼」(以後彼)が 奥さんを伴って帰ってきた。 深夜の大脱走劇は幕を閉じた。 今日こそ 静かな夜が約束されるのであろうか。 実は 昨夜から 彼の脱走について思いを巡らせていた。 彼の行動は とても褒められたものではない…
朝食- 昼飯- 夕飯- 灯後の夜、 昼に外出許可を取っていた患者が 予定時間を大幅に超過して戻ってきた。大声。 明らかに泥酔している。 飲酒制限を受けていたのだろうか ナースと「一戦交えた」後、 病室からさっきまで飲んでいたと思われる 仲間にこう電話し…