2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧
原田のエッセイは面白い、 確かに面白いのだが 一時期立て続けに読んでいて 少々食傷になっていた。 ということで 久しぶりの原田のエッセイ。 お年頃たちの息子たちに 母親との馴れ初めを話す『父と子の映画談義』や 学生時代に交際していた女性を 思い出さ…
偽装結婚/同性愛/革命批判/宗教問題など 「タブー」に果敢に挑戦し 中国の「統制」を乗り越えようとする力は 本書が度々とりあげる 中国人にとって私たちとは誰か? (『柿たち』『不滅』) という問題を浮き上がらせ、 疾うに国民が 一枚岩ではなくなってし…
全く進歩のない古い体質がはびこる 政治の裏側を題材にしながら、 『宴のあと』は 三島の根底にある(と考えられる) ヘテロセクシャルへの嫌悪を 露にした作品のようだ。 「かづは[…]死後のことに思い及んだ。 死後を思ったら、 頼るべき人を見つけ、家族を…
できないと知らないは全く違う。 知らないことは知識で捕捉できるが できないことは経験に基づく 実力でしか克服できない。できないことを 乏しい知識に転嫁するのは 言語道断だ。
以前に『試着室』を読んでから まんまと金原の魅力にはまり 即amazonで購入。 本作もまた期待を裏切らない秀作だ。 22歳の女性作家が 「オートフィクション」という 自伝的小説を 時代を遡りながら書き上げていく。売れっ子小説家として すっかり精神的に 落…
悪天候のため 出発が3時間近く遅れた。今日は東京に帰った後 その足でカテドラルのコンサートに 行く予定なのに…。間に合うやろか?馬場からタクるのはほぼ確定だ。 帰りの飛行機の座席は いわゆる「非常口」のすぐ横。 万が一の際には 乗務員の補助をする…
地方の郊外は 大型店の進出によって どこに行っても 同じような町並みで 「埼玉化」が進んでいるような感じだ。 宮崎も例外ではない。 こんな素朴な店は珍しいくらいだ。 なんだかほっとする。 てか、写真ピンボケしてますね。 酷い。 今夜は寄せ鍋だ。