2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧

scanning_Posted at 23:55 

年末大掃除を兼ねて大学入学当初の「資料」を処分した。 処分といっても 捨てるに捨てられないものが大半。scanningでデータ化。 見返すと懐かしいもんだ。これなんか「関係者」には 感慨深いものがあるんじゃないかな?

『江戸の性風俗』_Posted at 03:54

江戸時代に 家族間でやり取りされた 猥談にスポットを当て、 当時の風俗を「再発見」しようと 試みる一冊。 本編よりもエピローグに 私は注目したい。近世までは よくも悪くも おおらかな性規範が 人々の共通概念であった。 そして、 日本の性愛史において …

『日本語と女』_Posted at 03:11

寿岳は 言語学の研究分野を ジェンダー学に押し広げたという意味で 女性史上重要な功績を挙げた人物である。本書で彼女は 女性週刊誌と一般的な週刊誌とで 使われている言語傾向を抽出/分析し、 女性誌の 固有名詞の使用頻度の低さや (中世の男性‐漢語/女性…

『援交少女とロリコン男』_Posted at 13:01

まず何よりもタイトルが秀逸。 思わず手にとってしまった。サユリ1号のレビューでも言及したけど、 男性が基本的に女性に求めるものは 母性と少女性と娼婦性であると私は考えている。 ナオヤがサユリ1号(オナペット)を称して言った 「僕が僕のために取り…

『音楽文化学のすすめ』_Posted at 10:57

音楽の文化論(民俗音楽・民族音楽)/ 演奏論 (楽器の演奏をどう言語で表現するのか)に始まり、 テクノロジー論 (ITとアーカイヴ化の問題/ コンピューター音楽)、 経済論(生産と消費者の趣向性の問題)、 音環境論(サウンドスケープ)など、 「いま、…

生牡蠣&焼き牡蠣_Posted at 22:09

やっぱワンセットで食さないと、 牡蠣を味わったことになるまい。

『演歌艶歌援歌 私の生き方 星野哲郎』_Posted at 19:29 

これは星野哲郎の著書ではない。 佐藤健が星野の行く先々に付き添い そして曲を提供した歌手など 関係者への取材を通して 第三者の眼から見えた像から 再構成された彼の姿が 本書で見えてくる。演歌‐星野哲郎 歌謡曲‐阿久悠。 この図式は同時代を壮年/青年期…

『の国民国家・日本』_Posted at 17:30

浪曲や浪花節は 明治以降落語を抑え 人気を誇った大衆芸能であった。 これらの芸能は 人々を鼓舞し、 地方から都市に流入する 孤独な個人同士の共感性を盛り上げ、 一体化した(男)社会の成立に貢献したとも言える。しかし、 戦後の価値観の多様化に伴い、 …

『歌、いとしきものよ』_Posted at 16:32

星野哲郎が 玉置宏氏と著名な作詞作曲者が 名曲の誕生秘話について語る ラジオ番組「歌こそわが命」を 元につくられた本。本書を読んでいると 幼い頃から病弱であったり大怪我を負った者 (星野、石本美由起、水木かおる、 山上路夫、渡久地正信)や 流しや…

『近代日本の心情の歴史』_Posted at 00:48

副題:流行歌の社会心理史 主題よりもむしろ 副題のほうが本の内容を把握できる。 残念。明治元年から昭和38年までの 流行歌を怒り・悲しみ・おどけなど 歌詞の主人公の感情ごとに分類・分析した名著。 日本における 音楽を定量調査にかける先駆けとして …

『流行歌のイデオロギー』_Posted at 00:18

明治初期からその原初を認められる 「はやりうた」の精神構造を 要領よくまとめている。「はやりうた」の製作される土壌は 歌手を除いて男社会である。 よって これらの歌に描き出される 女性の姿は 主体的な意思のない 家社会に囚われた「籠の鳥」に過ぎな…

@大江戸線 六本木駅_Posted at 11:14 

天井が低いところが 丸の内線に似ている。

『論文の教室』_Posted at 04:54

締め切り2ヶ月切った時 卒論執筆に際して 何冊かの論文指南書を立ち読みした。難解で高尚な指導書が目立つ中 圧倒的に読みやすかったのがこれ。 面白いから最後まで一気に読破できる。 それは 作文ヘタ夫がレポートを書き上げるまでの ストーリー仕立て、 …

提出☆卒業論文☆Posted at 14:50

徹夜→朝8時半脱稿→バイト→提出という流れ。 我ながらケツかっちん。 最後に友人に赤入れを頼んだものの、 早朝なのも手伝って、 提出直前に誤字を発見した。 時既に遅し…。ともかく提出しないことには 始まらない。 見てみぬふり…するわけにもいかず、 その…