演習_Posted at 22:24

の発表が終わった。

全く自分の得意分野とは言えない
写真の世界。

この演習のテーマは
写真に関連するトピックなら
とにかく何でも対象となる、
門外漢泣かせなものだ。
中には10代から
写真を取り続けている中高年の方もいて、
自分のコレクションを晒しながら
ディスカッションのトピックを提示する
プレゼンの形態をとる人もいた。

自分の番に何をしようか?
今更写真撮ろうったって付け焼刃過ぎるしな…。
っといろいろな思いつきが
浮かんでは消え浮かんでは消え…。
そんな中
人やモノ、
つまり「他者」を写し取ることを専門とする
写真家が自分の姿を写真に撮ったとき、
どういう眼差しになるんだろう?
と疑問が浮かんだ。

「写真家によるセルフポートレイト」を
発表のテーマに決めた。


ここでは詳しい内容は割愛するが、
資料の読み込みと明らかな時間不足によって
セルフポートレイトの例の列挙及び概観に
終始してしまった。
今振り返るとかなり心残り。

他の受講者から
発表自体
わかりやすかったという声が聞こえる一方、
提示した命題に沿った結論(私見)を出すことに
及び腰になってしまったために
自説・持論を欠いたツメの甘い発表だったという
手厳しい指摘も受けた。
しかし、その声は
逆を言えば聴いている側が踏み込める
そして改善の余地のある発表であると
感心を抱いてくれた証拠である(と勝手にポジティブに解釈)。



今回の発表でやっと
「演習」を理解できた気がする。
それは
任意のテーマを決めて自分で情報を収集し、
蓄積させた情報からあるコードを読み取り、
持ち合わせている問題意識を元に
命題を自分で設定し仮説を立てた上で、
説得力のある結論を導き出し提示すること。



あと大学での演習は残り2コマ。
少しは納得のいく発表をして
卒業したいな。