類推_Posted at 23:12

あなたにとって
私でなければならない理由はないし
同様に
私にとって
あなたでなければならない理由もない。

例えば恋愛の場において
やり取りされる類推のことば。
「だけ」「のみ」「くらい」
「ほど」「ばかり」「すら」・・・。
これらの言葉を使い
目の前の対象を限定することで、
自分にとってそれが
唯一必要不可欠であることを
必死に訴えかける。
だけど、
それらの言葉の存在自体、
逆に
「私」と「他者」との関係が
絶対性が欠けた極めて儚いものだと
教えてくれる。




せつねぇ…。