「えっち主義」_Posted at 05:16

会社員から転身し
数多くの風俗業を渡り歩いた
菜摘ひかるの著書。

やはり彼女は元風俗嬢だけあって、
いわゆる一般女性より
圧倒的な人数の「裸」を見てきている。
それだけに男への言及が実に手厳しい。
(「バカ退場」「男たちへのチンコンカ」参照。)

男は基本的にバカなので
冷静になれば「あいたたぁ…」なことも
女性を目の前にすると平気で犯したりする。
(中には天然な方もいらっしゃいますが…。)
男の性欲を敏感にキャッチして
男の落とし所をも心得ている
彼女たち風俗嬢は、
そうしたスキを見逃さない。

「最強」の女たちに「挑戦」を挑まれる方は
足を運ぶ前に是非御一読を。
最低限のマナーを心得て行かれた方が
なめられずに済むので。


この本を少年から青年たちにも勧めたい。
理由は大きく分けて2つ。
SEXが女の「最後の牙城」だと思い込む時期に
自分がこれを読んでいたら自分の恋愛観が
今とは大きく変わっていただろうと
容易に想像がつくことが1つ。
もう1つは
筆者自身体験したの性病についての言及が
実にリアルに書かれていること
(ちなみにSTD→子宮頸がんの1歩手前)。
保健の教科書よりは断然実践的だ。