第一回 圓馬落語劇場_Posted at 21:55 | 舞台
バイトを早く抜け出して
知り合いのおばさまと
一緒に落語を聴きに行ってきた。
落語といっても寄席みたいなもんで、
紙切りや講談も一緒に観られた。
+笹碁+
長年付き合いのあるご隠居が
碁の仕合をめぐって大喧嘩。
素直じゃない2人のやりとりは、
中尾彬と江守徹を思い起こさせ
憎めない。
+胴乱幸助+
思い込みが激しい
登場人物が出てくるのは落語に多い。
堅物な幸助の趣味と言えば喧嘩の仲裁。
最後には
江戸から京まで広がっていく。
自分の体裁を保とうとするが故に
ひきおこされる悲劇。
スケールの大きい噺。
今日のお目当ては
神田ひまわりさん。
「日本の話芸」みたいな番組で、
講談は何度か見たことはあるけど
意識して生でみたのは初めて。
枕は講談に関する簡単な説明。
史実から離れて
デフォルメして大袈裟に講ずるのが
講談なんだそうで、
忠臣蔵の討入りの日は
雪ではなく雨だったそうだ。
ネタは秀吉がねねと結ばれる話。
講談ならではの語り口調と
彼女の凛とした顔立ちとが合っていて
とても楽しく聞かせて頂いた。
また会いに行こうと思う。